写真家ロジャー・バレンの不条理劇
またひとりとてもユニークな写真家さんと
出会った‼︎
今日はロジャー・バレンのエキシビションへ。
ロジャー・バレンを知らないという方のために、ざっくりとした経歴を✒︎
ロジャー・バレンは1950年ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学バークレー校を卒業した後に様々な国を旅して周り、現在は南アフリカ・ヨハネスブルグに在住しています。バレンはこの土地で35年に渡たって写真の可能性を探り、実験的なアプローチによって作品を次々と発表。2001年作品”Outland”(Phaidon社)で一躍その名前を世界に広め、その後のセンセーショナルな創作活動は写真界のみならず美術界全体の注目を集めたことは言うまでもありません。「Post-books」より抜粋
ちなみにロジャーさんのお母さんはMagnumに勤めていた人らしく、写真という表現技法は彼にとってとても身近なものだったそう。
でも彼が構築し写し出す世界は
非常に独特で、
残酷さもあり、
ユーモアもあり…
なんだか、
子供と大人の合間を
自由に行き来しているひと
のように思えた。
“残酷さ”も、
子供の持つ悪気のないような
でも大人がゾッとするような残酷さでもあって、かと思いきや、
悪戯のような面もあり。
ひと言で纏めていくのは難しいけれど、
彼の独特の美学の中で
被写体は彼の見事な不条理劇の
登場人物と化していた。
とても面白かった。
どれだけ興味深い人を眼前に迎えたとしても、ただやみくもに撮るだけでは興味深いものに仕上がりません。人の心に残るようなものに仕上げるためには、私自身が自らの美意識を通して、被写体や空間をまったく異なるものに変容させることが重要です。この美意識を“バレネスク”と呼び、いわゆる不条理劇を描く作家の視点から世界を考えることにしたのです。「美術手帖」より抜粋
彼のこの言葉がどんな評論よりも
すばらしく、
その通りに世界観を具現化している。
鑑賞後はグッタリとしてしまい
友人と併設のカフェでまったり🍰☕️
カプチーノと三層のチョコからなる
超濃厚なチョコレートケーキ。
そんなに期待してなかったんだけど
口溶けがとってもなめらかで、
あと引くうまさ!!
まさに嗜好品の極み。
美味しかったです。
あんなに疲れていたのに、
甘いものと大好きなコーヒーで、
すぐに回復☺️
話はどんどんヒートアップし、
宇宙談義にまで及んだのであった。
では、今日はここまで🌝
おやすみなさい😴
日本の皆さんは素敵な一日を‼︎
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