愛の現象化

「大好きとか愛しているとか、そういう眩しいことばはなかなか扱えない。それはわたしにとって金のようなことばだから。
それにいざ口から出た瞬間、元の分量より少しだけ軽くなっている気がするの。

不思議よね、いったい何によって掠め取られるのか。本当は、体内に残っているのか、それとも気化したのか。
そんな僅かに消えた体積の行方が気になって、わたしは発したことばそのものに言ったそばから背を向けているの。なんだか可笑しいでしょう。

でもこんな風にどうでもいい話が満開に咲く瞬間、それこそが、まぶしいことばそのものを表出している気がするの。」

ART LIFE

自分らしく生きる、 生き方をアートする。