幻想で始まった結婚の末路は?

2014年に映画化された
デヴィッド・フィンチャー監督の
『ゴーン・ガール』を観ました。
2時間29分というちょっと長めにも関わらず、
テンポの良さから
最後まで飽きずに観ることができた。
なかなか面白い作品です。


あらすじ
ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。


※以下、既に観た方向け。
わたしの感想です。


結婚生活に関わらず、男女関係、友人など、
人間関係全般には
その当人たち同士にしか分からない部分が
必ずあるんですよね。


そして、当人たちでさえも、
お互いの心の内を完全に把握したり
理解するのは不可能で。

それは、手の届く場所にいても
絶対に、そして永遠に、
分からないものですね。


この映画は、
サスペンス的な要素から始まるのだけど、
次第に浮き彫りになっていく
結婚生活のズレ、
男女の性の違い、
などなどが
時に風刺的な目線を交えて
描かれています。


あー男性ってそういうとこあるよね
(多分)、
女の人ってこういうとこあるよね(多分)、
といった、


世の概念として
どこかで言われてきたような部分を
主人公たちの行動から見出だし、
時に笑え、共感も覚えてしまうような瞬間が
無きにしも非らずでした。


それにしても、
妻のエイミーが怖すぎで、笑
ゆきすぎた愛が
憎悪に変わったというよりは、
(もちろん愛もあったのだろう?けど)
ズタズタに砕かれたプライドに対する
報復劇というようにもとれましたわ。


結局は各々が幻想を抱いたまま結婚し、
そして仮面夫婦となっていく…

そんな
ちょっとブラックコメディ的ラストが
おもしろかったかな。


ちゃんと理解し合うことよりも
心地いい空気、空間を作っていくことが、
男女のパートナーシップにおいては
特に大切なことなんだろうな〜。







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自分らしく生きる、 生き方をアートする。